アレルギーノート[アレルギー治療薬]

2・吸入ステロイド薬

副腎皮膚ステロイドホルモンは、免疫・炎症に種々の非特異的で強力な抑制作用を持つため、古くから用いられてきた。しかし有効性と副作用の「両刃の剣」とも称されるように、その適正使用には十分な知識と経験を要するものであった。

近年、ターゲット臓器に効率よく行き渡ることを目的に吸入をはじめとする局所到達の優れた剤型が開発され、副作用も軽減された。

しかしながら治療目標以外の器官や臓器への移行を完全になくすのは依然として難しく、また薬物動態には個体差もあり、同じ個体内でも変動があるため、漫然と使用を続けることは危険をともなう。

吸入ステロイド薬

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